住宅リフォ-ム  No1

■設計ノート
事務所併用住居の一階部分の約38坪を、全面リフォ−ムしました。
高齢のお祖母様の生活を考え、廊下や建具の幅、設備機器の選定に配慮し、ご家族みんなが、のびのびとした気持ちで過ごせるような間取り確保を心がけました。
収納に関しては、その必要量の把握をした上で、適在適所に、造付家具で計画したりしながら、必要な場所で、さっと出せて、さっとしまえる工夫をしています。
結果、片付けの楽な住まいが出来上がったと思います。
住空間は、家族が日々つつまれる場所。気持ちよく、ゆったりとした気持ちで、また来る明日のために、力を充足できるような空間でありたいものです。

■データー
□2007年2月着工、2007年6月竣工

*

【左から1番目】
建主様から、和風のご希望がありました。玄関ホ-ルの出入り口は細かな木格子戸としました。
すっきりと美しく「和」を意識しながらデザインしています。

【左から2番目】
廊下、浴室・脱衣・便所だった部分を取り払い、キッチン・ダイニングエリアとなりました。
対面キッチンのカウンタ-下にある赤い造付家具は、薬や眼鏡といった小物が収納しやすく設計してあります。

【左から3番目】
キッチン脇にある造付家具は、上部にお仏壇が納められます。
毎日お供え物をされますので、キッチンに近い場所にしました。
もとからある独立した和室は、壁を取りはらい、リビングとの続き間として利用できるようにしています。

*

【左から1番目】
和室とリビングは4枚引き戸で仕切られます。上部は間接照明です。
スリットから漏れる光が綺麗で、くつろぎ時間はこの照明のみで過ごしたり・・・。

【左から2番目】
4枚引き戸を閉めると、和室広縁脇にガラス入り木格子パネルが現れます。
風通しの良い立地条件で、冷房の好まないご家族のため、夏は、この建具を開け、南、東、北面の開口部からの風の取り込みを想定しています。
逆に、冬は、この建具を閉め、暖房効率を上げます。
ただし、冬は太陽の光が恋しくなるものです。そこで、和室広縁脇にガラス入り木格子パネルをもちいることで、広縁からの間接光もリビングに取り入れるようにしました。

【左から3番目】
もとからある和室部分の一部に、地袋収納をつくりました。
お座布団のしまえる奥行きです。扉色は、リビング側と同じ、落ち着いた華のある赤で塗装しています。

■リフォーム前の室内の様子
*

ボタン