焼肉 サラン

■設計ノート
「ちょっと、お店の雰囲気を変えたいな・・・」そんな言葉をきっかけに・・・
つまり、工事費用の負担は最小限に抑えながら、どこまでできるだろう、そんなチャレンジでした。
こういう場合の設計こそ、力を問われる気がします。
予算配分、建築素材の使い方・・・色々な取捨選択を繰り返しながら、効果的にイメ−ジを造り込むこと。

これまでの店内は、焦茶色に塗られた腰壁と赤く塗られた窓枠、ややキツイ印象でした。
そこで、その印象を中和するように、ナチュラルな木の色、すだれといった素材を取り込んでいます。
本当は、照明計画はやり直す必要があるし、カウンタ−や家具も手を加えた方がいい・・・けど、予算オ−バ−になってしまう・・・と、正直、計画内容の決定に最後まで迷いました。
けれど、出来上がった時に、「これが間違いなく最適解だったんだ」と実感する事ができました。

良いものを造りたい、そんな設計者の欲望みたいな部分との葛藤の中で、ひとつの答えが見えた気がします。このリフォ-ムに携わり、私自身が勉強になりました。
お店は、小山市城北にあります。
尚、店内は火気使用室となるため、すべて耐火および防炎素材となっています。

■データー
□2007年5月28日着工、2007年5月31日竣工

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【左から1、2番目】
外部に木塀を、入手しやすい規格寸法の木材を組み合わせ、無骨にならないように、配列ピッチに工夫しています。
シマトネリコの株立ちを植えて、ライトアップ。

【左から3番目」
左手テ-ブル席側は、3枚引き戸で、個室化しています。右手は小上がり席で、ル−バ−による目隠し。

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【左から2番目】
3つあるテ−ブル席の境はすだれ生地を張り込んだ仕切り。
【左から3番目】
小上がり席の境もすだれ生地を張り込んだパネルで仕切っています。

■ 改装前の店の様子

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